私が得意とする世界観のミュージカルということもあり、素材の質感や装飾、ディティールに可能な限りこだわった。
左のデザイン画にはない衣装も合わせると、60体近い数の衣装を製作することとなるのだが、私自身がプランナーの仕事を担い、私が代表を務めるヒトノイロで衣装製作を請け負う形で始まった。
アイテム数にすると400点近い数の衣装を、2ヶ月で仕上げることとなり、ある意味チャレンジの舞台でもあったが、キャストやお客様から、大変喜んでいただける衣装だったとの声を頂戴できたことに感謝したい。
目次
衣装プラン
舞台の進行役でもあるストーリーテラーのリリー&ロシェ。
リリーは「太陽」をイメージ。太陽のように明るく優しい光で照らす存在とした。
一方ロシェは「月」をイメージ。月の光の様に柔らかく包み込むような存在とした。