田辺聖子さんの「私本・源氏物語」は、日本の古典文学である「源氏物語」を新しい角度から楽しめる作品で、源氏物語の繊細で情熱的なキャラクターたちの内面に深く迫り、心の葛藤や愛を鮮やかに表現しています。
大阪弁で軽快に語られる、庶民感覚の源氏物語。
デザイン画
デザイン画をデジタル化
これまで、色鉛筆と水彩絵具で描いてきたデザイン画を少しづつデジタル化して保存することにした。
アシスタント時代、師匠から最初に教わった事は、
「画材にはお金をかけなさい」
でした。
なので、師匠が使っている画材と同じものを揃えて描くようになったおかげで、
色が濁らず出したい色が出せる事に感動したことを覚えています。
つい最近まで、アナログでデザイン画を描いていましたが、
どんどん増えていく資料たち…
持ち運べないし、見たい時に引っ張り出すのも時間と場所をとる。
もちろん、よい画材を使っているので、今のところ色あせてはいない。
が、これからどうなるかは私にも分からないし、何が起こるかだって分からない。
デザイン画を書籍化するという目標を掲げて、せっせとデジタル化するのだっていいかもしれない(笑)
どう変化したのかわかるように原本もそのまま載せておくので違いを楽しんでもらえたら嬉しい。
私が使用している画材
色鉛筆:ファーバーカステル(ポリクロモス)
数年前から、ポリモクロス120色木箱入りは2段にモデルチェンジされ、もうこの3段の木箱入りは手に入らなくなりました。
以前にテレビで紹介され松下洸平さんも同じタイプのものを愛用されているのだそう。
ファーバーカステル公式サイト
ポリクロモス色鉛筆は、世界中のプロフェッショナルアーティストが鮮やかな発色に魅了されて使っている画材です。グラフィックデザインや絵画をはじめ、どのような表現にも対応できるプロのための油性色鉛筆。色を重ねる毎に深みを増し、美しさが倍増するとても魅力的な色鉛筆です。
絵具:ウィンザー&ニュートン
絵具の魅力について
ウィンザー&ニュートンは1832年にイギリス・ロンドンで創業された、イギリス王室御用達の画材ブランドです。鮮やかでクリアな発色そして、退色しにくく長期保存が可能な画材。
舞台写真
劇団神戸公演「源氏My Love!」
原作:田辺聖子「私本・源氏物語」 脚色|演出:夏目俊二
劇場:風月堂ホール
書籍としてもとっても面白いのでおすすめ!
田辺さんならではの源氏物語なので、美男子光源氏が好きな人はイメージ違うかもですが…